弦を引っ張ると弦が壊れボディーが傷む
リットーミュージックのムック、エレクトリック・ギター・メインテナンス・ガイド 石原 行雄(著)
の弦交換を解説したページに書かれています。とにかく引っ張ってはいけません。
出典 エレクトリック・ギター・メインテナンス・ガイド 石原 行雄(著)
弦を交換した時、緩みをとってチューニングを安定させるために弦を引っ張る人が多いのでは
ないでしょうか?私もこの本を読むまでは普通にやっていました。しかし
弦を引っ張ると
■巻きがほぐれて弦が死ぬ
■ナットやサドルの弦溝が削られる
ということで大切なギターへのダメージがかなり大きいようです。
折り目をしっかりつければチューニングは安定
弦を引っ張ってしまうのはどこかに緩みがあってチューニングが安定しないからだと思います。
それなら、なるべく緩みのないように正しく弦を張るというのが正しい解決策です。
私の経験上、弦にしっかり折り目をつけて巻けばかなり安定します。
ポストの曲がり角、ストラトなら穴の入り口でしっかり鋭角に弦を折れば、あとで
引っ張るということにはなりません。
ネット上には「弦を引っ張る」と書かれた記事が多数
ネット上で「ギターの弦交換」と検索すると、チューニングしたら弦を引っ張ると書かれた
記事がたくさん出てきます。
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引っ張っても大丈夫なのかもしれません。が、引っ張らないに越したことはないと思います。
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