光栄堂楽器で購入したFender Eric Clapton Stratocaster(selected by KOEIDO) に添えられていた
店独自の取扱説明書です。これに沿って実際に弦を交換してみます。
ストラトの弦交換はコツが必要
冒頭に「ストラトタイプはちょっとしたコツがあります」とありますが、実際にやってみると
手順は同じながら、確かにテレキャスターやレスポールタイプとは違うコツがあることがわかります。
まずは1の「糸巻き2個分を足した長さのところから折り曲げる」です。
これは超重要です。ストラトに限らずすべての弦交換のコツです。
必ずプライヤーでしっかり曲げます。
適当に折り曲げたり、巻くときの成り行きに任せて曲げると
張ったあと弦が緩んできてチューニングが常に下がる状態になります
続いて、2に従って、「折り目から1.5センチの長さで弦を切断」します。
上の写真は切断したあとの状態です。この1.5センチは何を意味するかというと、
糸巻きにある弦を差し込む穴の深さです。弦を交換する時、
ストラトはレスポールタイプのギターよりも1.5センチ長く残して切断するという
ことになります。
1弦2弦はもう1カ所折ってもう一手間
実際やってみると体験すると思いますが、1弦と2弦は巻こうとすると穴からすぐに抜けて
うまくいきません。
対処法として、
ポストに巻き付けるときの最初の角にあたる弦の部分をプライヤーでしっかり折り曲げる
と良いです。この折り目の位置は実際に弦をポストに当ててみて特定することになります。
1弦と2弦の折り目は穴への差し込み部分と、ポストに巻く最初のカーブの
部分(写真赤丸)の2カ所です。
ストラトの弦を張るときのコツをまとめると
■糸巻き2個分の長さを足した位置でしっかり折り曲げる
■ポストの穴に差し込む分として1.5センチ長く残して切断
■1弦と2弦はポストに巻く最初の角にも折り目をしっかりつける
ということになります。経験上、折り目をきちんとつけ忘れるとチューニングが
合いません。曲がり角をしっかり折ることが最大のコツです。
ストラト以外の弦交換はこちらです
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