THE ALFEEの楽曲「1月の雨を忘れない」 の冒頭の印象的なエレキギターのリフをBOSS GT-1を使ってコピーします。

オリジナルの音源はギターを重ねていると思うので、ここではライブでの演奏を再現します。
Takamiyこと、THE ALFEEの高見沢が使用している機材などの情報はある程度存在しますが、大掛かりなシステムとなっていて再現のハードルが高そうです。
まずは80年代と最近のTakamiyのアンプや機材を扱った記事を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
そうした中、
この曲のイントロはハーモナイザー機能の設定さえ間違わなければそれっぽくなり、
再現度、満足度が高いです
今回使った機材は
■GIBSON SG STANDARD(詳しくはこちら)
■BOSSのGT-1
■ROLAND JC-22(パワーアンプとスピーカーのみ)
■ZOOM Q2n
ご覧のように、ギター以外は格安の機材です。こちららが作ってみた音です。
パラメーターの設定のしかたを解説していきますが、今回、GT-1のパッチの作り方の基本的な内容は省いています。ぜひ下記の記事もご覧ください。
各種パラメーターの設定
Takamiyの機材情報を参考にしながらGT-1に落とし込んでいきます。
PREAMP
ずばりハイゲイン系一択です。フェンダーの50年代、60年代のアンプモデルはまったく歪みが足りません。
歪ませてピッキングのコンプレッション感を含ませるのが再現のポイントです。
TakamiyはVHTのプリアンプで歪を作っていますが、GT-1にはありません。
本人がレコーディングで使用しているという
Hughes & Kettnerのモデリング「T-AMP LEAD」を選びます。
ソルダーノやボグナーのモデリングでもOK(とにかくハイゲインなやつを!)。

2017年のインタビューでTakamiyはレコーディングはヒュース&ケトナーのみと答えています。
GT-1に搭載されているのはTriampというアンプのモデリングです。
トレブルを少し上げてベースも少し足します。MIDDLEは下げた方が他のコントロールが効くのですが、とりあえず50にしておきます。MIDDLEは実際の現場で調整したほうが良いと思っています。

プレゼンスをガツンと上げるといっきにTakamiyぽくなります。

キャビネットもオリジナルのままにしてプリアンプはここまでです。
「1月の雨を忘れない」のレコーディングではマーシャルの1959が使われていると思われます。
マスターボリュームのない仕様なので、何かしらのブースターを使っていると思われます。
(おそらくディストーション)。
OD/DS
TakamiyはランドグラフのクリーンブーストとMO-Dを使用していますが、こちらもGT-1に搭載されていません。
系統が同じと思われるTS808をモデリングしたT-SCREAMを選びます。どれを選ぶかで、ピッキングのニュアンスの表現や音がかなり違います。

デフォルトの50のままでいきます。
この時点で鳴らしてみると、
こんな感じです。
FX2
HARMONISTを選びます。Harmonizer はありません。
■必ずHARMONY +3rd KEY D(Bm)にして下さい。
■原音が下でハーモナイザー機能で出す音が上です。そうしないと違う響きになります。
ギターの2台のハモリを再現するのでエフェクトレベルも高めで良いかと思います。

Harmonizer (ハーモナイザー)はEventide社の商標として1970年代中頃に登録されています。
つまり、他社の同機能の製品はハーモナイザーを名乗れず、BOSSも例外ではありません。
DELAY

タイムは200msにしてミックスレベルは40くらいにします。任意で良いかと思います。
当然、Takamiyも下パートを弾いています。
弾き方ですが
最初の音を出したらすぐに手を離してミュートしているのがわかるでしょうか。これも見逃せない大きなポイントです。こうしないとこれまたこのような響きになりません。
まとめ
MEMORY EDITを押して並びを確認します。今回はブースター、プリアンプ、ハーモナイザー、ディレイの順です。NS(ノイズサプレッサー)とFV(フットボリューム)をモジュレーションの前にしていますが、任意で良いと思います。

参考でに違うアンプモデリングで弾いた音です。下手くそで違いが分かりにくいのですが、生だとかなり違った響きです。ハーモナイザーの設定が絶体なので、アンプやブースターをいろいろ変えて遊ぶのがおすすめです。
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コメント
はじめまして。
Twitterでテレキャスというアカウントを名乗っているものです。
ALFEEのコピーバンドをやっています。
こんなサイトを待っていました!!
高見沢さんの音作りにここまで詳しく書かれているサイトがなくて、
話が合いそうで、発見出来てうれしいです!!
テレキャス様 ありがとうございます。こんなものがお役に立つとは・・・。ぽつぽつと更新しますのでまたぜひご覧ください。
返信ありがとうございます。
Twitterアカウントなどはないのですか?
あれば、相互フォローをお願いしたいです!
テレキャス様 ありがとうございます。いまのところアカウントない状態です。いつかやろうと思っています。その時はよろしくお願いします。
活動範囲が近そうなので、いつか一緒に音作りをあーだこーだ語りたいです。
私の音作りも手伝っていただきたい(本音)
なかなか高見沢さんのリード・ソロの音が再現できなくて。。。(不器用なんです)
よろしかったら連絡ください(祈&願)
テレキャス様 ありがとうございます。クリーントーンは確実にディレイをロングとショートの2台掛けしてますね。それっぽく再現出来たらこちらで紹介しようと思っています。再現は筋力や力の入れ方とかフィジカルな部分も大きいと思うので難しいですね。
ツイッターはそのうち始めようと思うのでその時はご連絡させてください。
私はLine6のPOD HD500Xを使用しています。
高見沢さんが使用されているPOD HD ProXのフロア版です。
使用している機材は違えど、他の方が使用しているバラメータは非常に参考になります。
ありがとうございます。
最近の高見沢さんはテレビ等の機材フルセットを持ち込めない場合はKemperを使用されています。
高見沢サウンドのリグが配信されたらKemperも購入の視野に入れるんですけどね…
きみまろ様 ありがとうございます。ご本人は、マーシャルの1959など80年代から使っているアンプをPOD PROで代用しているのではと想像しています。Kemperとなるとエフェクトは別途揃える必要があり、大変かもしれませんが楽しそうですね。