THE ALFEE 50th Anniversary 風の時代・春 From The Beginning 相模女子大 セトリ

THE ALFEE

2024年4月22日に神奈川・相模原市のサンシティ相模女子大グリーンホールで開催された
THE ALFEE 50th Anniversary 風の時代・春 From The Beginning」初日のセットリストと
Takamiyや坂崎が使ったギター、サウンドなどを目視で確認できた範囲でレポートします。

以下、少しづつネタバレが入りますのでご注意下さい。

2回目アンコールのMCで夏のイベント開催が発表されました。8月17日と18日にKアリーナ横浜で行うとのことです。タイトルは「50年目の夏祭り」で、途中からTakamiyは9月と言っていたように聞こえました。

そのTakamiyですが、1曲目から1959 Les Paul Standard Reissueでした。冒頭でEMG搭載のメタルギターを使わないのは、コロナ禍以降のライブでは見たことがありません。

というか、
24フレットが必要な曲以外はほとんどLes Paulで、ゲイリー ムーア、ジョン サイクスのシグネイチャーモデルや58年、68年のカスタムが登場しました。総合するとゴジラとエンジェル2本、バンパイアの合計4本以外は全部レスポールでした。

そういうわけで
新旧Flyng Angel Fantasiaの出番はなし。それもあってか、視覚的なフレット勘違いによるミストーンが(ほぼ)なく、聴いているほうも没入できたのです。

本編

M1 悲劇受胎

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはTSK No.8 Ltd.Non-Aged
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

Takamiyは1曲目からLes Paul 。EMGより少し抜けが悪く、高音部は鶏の首を絞めたような圧縮感とうねりとレスポール独特のエッジがあるいい音だと思います。

M2 冒険者たち

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはバスカリーノ
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

M3 Final Wars!

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはTSK 3カポ
桜井のベースは赤ESP

間奏のリズムが複雑すぎて客全員の動きが止まりました。

M4 Juliet

TakamiyのギターはGIBSON Les Paul Custom
坂崎のギターはTSK No.8 Ltd.Aged
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

サビは、下を向いて淡々とカッティングするTakamiy主旋律で、どう見てもリードボーカルぽい坂崎は下のコーラスなのがALFEEの大きな魅力だと思っています。

これぞシングル曲という感じでしょうか。

M5 この素晴らしき愛のために

TakamiyのギターはGIBSON Les Paul Custom
坂崎のギターはTerry’s Terry 12弦
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

M6 星空のディスタンス

TakamiyのギターはESP Ultimate Arcangel
坂崎のギターはTMJ-051KS
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

M7 My Life Goes On

TakamiyのギターはGIBSON Collector’s Choice #1 1959 Les Paul Standard Gary Moore Aged
坂崎のギターはD-45
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

M8 COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはバスカリーノ
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

M9 A Last Song

TakamiyのギターはESP Clystal Angel
坂崎のギターはD-41
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

ピアノのタッチがボーカルに寄せすぎている感じがします。情感不要でオリジナルのようにドライに弾いたほうが良い気がします。特に冒頭はアルペジオで入るのではなくジャーンと和音を鳴らして欲しいなと思います。

あと、オリジナルのピアノは16分音符4つを1拍よりもほんの少しだけ早く弾いているようなかろやかな感じなのですが、再現は難しいのでしょうか。

今までオリジナルはほとんど聴いていなかったのですが、越谷で演奏されてからの3週間というもの聴き込みました。とてもいい曲、いい雰囲気だと思います。どうにか再現してほしいです。

ファルセットで「君が好きさ」と歌った後のMCで、Takamiyは坂崎に会って初めて自分の声が高いことに気がついたと言っていました。

M10 運命の轍 宿命の扉

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはTSK Midnight Navy
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

Takamiyのピックアップがずっとセンターだったのですが、途中で気がついてバッキング中に戻していました。

M11 GATE OF HEAVEN

Takamiyのギターは1959 Les Paul Standard Reissue
坂崎のギターはTSK No.8
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

冒頭のピアノのバッキングが普通の伴奏ぽい感じなのですが、オリジナルのようなクラシック曲のような感じにできないものでしょうか。

「誰もが出逢いを信じて」のブレイク部分で坂崎がDのアルペジオをスウィープで弾いているのがかっこいいです。難易度が高く私にはできません。

M12 天地創造

TakamiyのギターはESP Vanpire Angel
坂崎のギターはTerry’s Terry TS-100C No.8
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

M13 LAST STAGE

TakamiyのギターはGIBSON Les Paul CUSTOM 1958 
坂崎のギターはTSK 12-5B
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964

これもオリジナルテイクはほとんど(まったくかも)聴いていませんでしたが、越谷以降しっかり予習して臨みました。(2004年の「new take」はたまに聴いていましたが)

今回はキーも含め87年のオリジナルアレンジを意識していると思います。
一番最後ですが、歌詞が「愛の歌」ではなく「君の歌」と歌っていました。細かいこだわりが感じられました。「きっと会える」のところも「必ず会える」でした。

字幕テロップが想像できるくらい歌詞がよく伝わるいい演奏でした。ギターソロの後の3番で「これ以上孤独になりたくない」とTakamiyは歌っていますが、孤独になってもらわないと新曲は生まれないのでもう少し頑張ってほしいです。とはいえ37年前の歌詞だということを考えるとすでに孤独には慣れていると想像できます。

あとLes Paul Customの音がよく、あまり歪ませないドライブトーンがいい感じです。

最終的にAのキーに転調するのですが坂崎のギターはビートルズのアイヴ・ガッタ・フィーリングのイントロにそっくりです。5弦解放弦のAと2オクターブ高い1弦5フレットを響かせるのが坂崎流でしょうか。

アンコール1

M14 CRASH !

TakamiyのギターはGIBSON John Sykes Les Paul Custom
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

かっこいい。

M15 SWEAT & TEARS

Takamiyのギターはゴジラ
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはプレシジョン

M16 鋼鉄の巨人

Takamiyのギターはゴジラ
坂崎のギターはTSK
桜井のベースはFENDER Jazz Bass PGなし

半音下げ演奏が多い中、1音下げです。坂崎と桜井はこの曲だけのギターとベースとなります。

アンコール2

M17 明日なき暴走の果てに

Takamiyのギターは000-45
坂崎のギターはD-28

1番と2番の間の坂崎のフレーズが少し変わった感じでした。サムピックではなく普通のピックを使って中指で1弦を弾いていました。かなり難しいと思います。

M18 新曲 ロマンスが舞い降りて来た夜

TakamiyのギターはLes Paul Standard Reissue 1959
坂崎のギターはTSK No.8 Ltd.Aged
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966

ボウイや布袋寅泰の楽曲ぽいですね。

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