THE ALFEEが2022年に発表したアルバム「天地創造」に収録されている「愛という存在」で高見沢が弾く32小節の後奏ギターソロを完コピします。
この記事に掲載しているスコアを順にクリアすれば完コピとなります。
私が秋冬の天地創造ツアーで聞いた限りではほぼアルバムの音源通りに弾いていました。ホールツアーツアーでは足元がスモークで溢れる中、定位置でワウを使っていましたが、大阪城ホールでは前方に出て弾いたためワウはありませんでした。
ソロは印象的で、自分も含め弾いてみたいという人がいると思うので採譜してみました。くれぐれも自宅でCDに合わせて一緒に弾いてみるなどの楽しみ方でお願いします。
坂崎推しはこちらをどうぞ
完コピを目指して
前準備
最重要事項→bpmは102です。つまり1分間に102回の4分音符を刻みます。
比較的ゆっくり目なリズムです。
こちらも重要事項ですが、24フレットのギターでないと困難です。
22フレットでも弾けなくはありません。
21フレットしかないビンテージタイプのストラトなどではどうやっても不可能です。
音色ですが、ずばりクランチです。
手持ちのBOSS KATANA-AIRで弾いてみると、クランチがぴっったりでした。リードにすると歪み成分が邪魔に感じました。参考にしてください。
つまり、あまり歪ませないで弾くことです。
ライブでTakamiy本人は御神木のSnapperを使っていました。これは24フレットでパッシブピックアップが搭載されています。
大量のギターを所有しているTakamiyですが、24フレットのものはアクティブピックアップ(EMG)が多く、24フレットでダンカン(パッシブ)というスペックは意外と選択肢が少ないのです。
レコーディングではESP AMOROUS CTMでこのソロを弾いたと本人が語っています。
ピックアップはダンカンのCS69というパッシブタイプです。
アルバムではバッキングが歪んでいますがライブではクリートーンのコードストロークでした。ソロもこのクリーントーンをドライブさせた感じの音でした。
1〜8小節
メインテーマです。これが4回繰り返されることをしっかりイメージしてコピーを始めることが重要になってきます。
9〜16小節
1〜8小節がそのままオクターブ上がった感じになります。
後半は23フレットを使います。私も含め22フレットのギターしかない人は22フレットを半音チョーキングした状態でピッキングすればなんとかなります。
17〜20小節
音符が多いので4小節で割ります。
4小節目の速いフレーズですが、1弦14フレットと2弦13フレットを同じ薬指で押さえると良いです。
21〜28小節
全く同じフレーズを2回繰り返します。すぐにできなくてもスピードを落とした状態から徐々に上げていくことで必ず弾けるようになるやつです。力を入れすぎないで弾くことがポイントかと思います。
28〜32小節
これで終わりです。全体をコピーしようとせず、1日4小節ずつなどと区切ってやっていくのが個人的にはおすすめです。
この曲について
「愛という存在」は2022年の秋冬のツアーで、本編ラストに演奏されていました。
ライブでのサウンド的には、アルバムのような壮大なストリングスが再現されるわけでもなく、
転調はあっても変拍子なし。個人的には、なんの変哲もないお手軽なロックという感じでした。
そのせいか、ビジュアルも含めTakamiyのボーカルとギターの表現力が際立っていたと思います。
落ちサビの合唱もいい感じにアクセントになっていました(そこだけ別世界でした)。
12月29日の大阪城ホールの公演では演奏後に私の周囲にいた女性たちが「めっちゃいいボーカル」と口々に言っていました。ちなみに後奏ギターソロは間違えまくっていました。
私が「愛という存在」を聞いた4回のライブのレポートです。
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