2023年7月29日に横浜アリーナで開催された「Genesis of New World 風の時代★夏」のセットリストとTakamiyや坂崎が使ったギター、サウンドなどを目視で確認できた範囲でレポートします。
Takamiyが冒頭3曲とLOVEで使ったのはGIBSONのRichie Faulkner Flying V Custom。
22フレット、フロイドローズ、EMGピックアップという仕様です。
そして、
「ONE 」でTakamiyが使ったギターはGIBSONのDave Mustaine Flying V EXP Limitedでした。
坂崎のMartin解禁ですが、Takamiyもさすがに気になっていたのでしょう。「秋ツアーでMartinを披露します」と坂崎を前に客に宣言。すかさず坂崎は「嫌だ」「何でだよ」と返答。ステージで坂崎×Martinが見られるのはこのイベントだけかもしれません。ツアーに持ち運ぶのが嫌なのか、ステージで使うのが嫌なのか、はたまた両方なのかはわかりません。
根本的なところでは、
坂崎はまだまだ「自分のためにギターを買う」というところから抜け出せていないのではないでしょうか。コレクター気質なところがある気がします。ギターは客を楽しませるために買うものだと思ってほしいです。
59年製のレスポールスタンダードや64年製のジャズべ弾く両隣を見習ってほしいです。
他の2人は本物をステージで使っているのです。
坂崎がMatrinを弾いているのを見られるのは今のところフォーク村だけじゃないでしょうか。ステージでそれを見たい人はたくさんいるはずです。
本編
M1 風の時代
TakamiyのギターはGIBSON Richie Faulkner Flying V Custom
坂崎のギターはTSK No.8 Aged
桜井のベースはFENDER Jazz Bass1964
M2 勇気凛々
TakamiyのギターはGIBSON Richie Faulkner Flying V Custom
坂崎のギターはTSK No.8 Aged
桜井のベースはFENDER Jazz Bass1964
M3 Never Say Die
TakamiyのギターはGIBSON Richie Faulkner Flying V Custom
坂崎のギターははTerry’s Terry No.8 2カポスタート
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
M4 STARSHIP -光を求めて-
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎のギターは紺のTMJ-051KS
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
坂崎が星空のディスタンスと同じギターなので原曲キーでの演奏です。
ここでモニタに「マラカスライトを点灯してください」の表示。
ここから1曲ごとに桜井、坂崎、Takamiyがそれぞれ1人ずつ可動式ステージに乗り前方へ出る演出でした。
M5 FOR THE BRAND-NEW DREAM
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎のギターはTSK Midnight Navy
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
坂崎のアコギ、桜井のベースからすると半音下げでの演奏。
M6 LONG WAY TO FREEDOM
Takamiyはハンドマイク
坂崎のギターはTSK Midnight Navy
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
坂崎のギターからすると半音下げとみられます。
M7 Just Like America
TakamiyのギターはD-45
坂崎のギターはD-28
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
坂崎、Takamiyのアコギの機種が紹介されました。
ツアーグッズ販売促進担当営業部長によるプレゼンがありました。
フリーターの私が言うのも変ですが、
正しくは営業部 ツアーグッズ販売促進担当部長ではないでしょうか。会社はプロジェクトスリーです。
M8 鋼の騎士Q
TakamiyのギターはGIBSON Les Paul Standerd 1959復刻
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
M9 ONE
TakamiyのギターはDave Mustaine Flying V EXP Limited
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
M10 LOVE
TakamiyのギターはGIBSON Richie Faulkner Flying V Custom
坂崎のギターはダブルネック
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
半音下げとみられます。
キーはともかく、冒頭のシンセのファンファーレが威厳と迫力に欠けているように感じました。これは改善してほしいです。あとサビ前のシンセも同様に迫力が足りません。音色が違うのかな?
M11 振動α
Takamiyのギターは Flyng Angel Fantasia
坂崎はハンドマイク
M12 時の方舟
Takamiyのギターは ESP Crystal Angel
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
きのうと同様、冒頭坂崎の短いアコギソロがありました。ソロというよりはDmとB♭のアルペジオのような感じでした。直結で「レーミード♯」のユニゾンフレーズです。
M13 君に逢ったのはいつだろう
TakamiyのギターはESP Venus Angel
坂崎のギターはTerry’s Terry No.8
桜井のベースは見えず
冒頭の「Babe不思議な🎵」が3声でした。
アンコール1
M14 星空のディスタンス
TakamiyのギターはESP Ultimate Arcangel
坂崎のギターは紺のTMJ-051KS
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
イントロのピアノソロが長いアレンジでした。その間にマタサキから衣装チェンジです。
M15 Stand Up,Baby -愛こそすべて-
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
ステージに戻る時、Takamiyが段差でつまずき転倒しました。大丈夫でしょうか。
M16 Sweat&Tears
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎のギターはTSK No.8 Aged
桜井のベースはプレシジョン
TakamiyがFlyng Angel Fantasiaを抱え、桜井がインカムのマイクをつけての演奏でした。次にハードな曲がくることが必至な態勢です。
センターステージでしたが曲終わりの一瞬で桜井はベースチェンジ。神業です。
M17 恋の炎
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎はハンドマイク
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
アンコール2
M18 ラジカル・ティーンエイジャー
TakamiyのギターはGIBSON Jimmy Page NO.1 Les Paul Custom Authentic
坂崎のギターはD-28
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
坂崎のギターですが、やっぱりD-28 だとAメロのアルペジオの音が存在感ありすぎか。低音が出過ぎでしょうか。そもそも歌のバッキングにしてはきらびやかすぎるアレンジだと思うのですが。。。
M19 WIND OF TIME
Takamiyのギターは新スナッパー
坂崎はパーカッション
桜井のベースはNavigator Sakurai Custom
大サビ「長い夜に🎵」が2声コーラスのアレンジでした。
この曲で終わるのはいいのですが、オリジナルの持っている無機質な感じがなく普通のロックになっている感じがします。手数を減らして同じフレーズを繰り返す人工的なアレンジを希望します。パタっと曲が終わるのは良いと思うので、かき回さないでそのままライブの終わりの讃美歌にいけばよいのではないでしょうか。
最後にちょっと辛口意見を書きましたが、THE ALFEEのうち2人は私の両親と2つしか変わらない年齢なのに(桜井は3)、こんなに我々を楽しませてくれることに大感謝です。マタサキのさきっちょが入歯老人の口調で「老体に鞭打って」と言っていますが、あながち間違ってはいないと思います。
私が高校生の頃夢中だったクラプトンやストーンズは新譜を出さないのでつまらないです。THE ALFEEにはそうならないようお願いしたいです。新しもの好きな私は本当に困ります。
願わくばプログレ感のあるメタルで、エレキ、アコギ、コーラスの上にストリングスが乗るような特濃サウンドを希望します。1小節が4拍で終わらない曲も大歓迎です。
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