2023年3月3日、FM NACK5で放送されたTHE ALFEEの坂崎幸之助がナビゲーターを務める
「K’s TRANSMISSION」の内容をまとめたものです。レビューです。
今回は発売前の大瀧詠一さんの新曲が流れました。坂崎流の大瀧詠一の楽しみ方が披露され大変勉強になりました。坂崎としてもきょうはJ-POPスクールよりも大瀧詠一のことをしゃべりたかった感じで放送中の随所で言及していました。
坂崎も大瀧詠一のファンとしてニューアルバムを心待ちにしている様子が伺えました。
それに加え、
所ジョージが坂崎に送った7曲のうち、坂崎がアレンジしてGrage Bandsで作った1曲が紹介されました。これは相当レアだと思います。Grage Bandの「ピアノロール」のワードが出てこず、坂崎は頑張って説明していました。
緑色の短冊が一つの音で、マウスでドラッグすると音階を簡単に変えられます。またお尻を引っ張っぱったりすることで音価(長さ)もすぐに変えられます(坂崎に変わって説明)。
ひな祭りの放送だったこともあり、きょうは「あかりをつけましょ100ワット♪」と言ってました。
世代ですね。
唇の端にヘルペスができてしまったそうです(年に一度ほどできるとのこと)。
午後9時台
THE BEATLES/Got To Get You Into My Life
ディアビートルズでやるかなー?とフリ。
そのディアビートルズの準備は順調とのことです。ゲストはKANだそうでが、これまでちゃんと話をしたことなどないそうです。
ガラスコレクション展もなんとかあすから開催できそうと告知。
Bryan Adams/So Happy It HurtsLes
レスポールぽい音のギターでした。
大瀧詠一/ゆうがたフレンド(USEFUL SONG)
アルバムはかなり面白いと断言。坂崎の大好物だそうです。
コミックソングや所ジョージのようなおふざけ曲が収められていて、リスナーの楽しみ方としてはサウンドマニアである大瀧詠一が「ここにこの音を入れた」などということを見つけるのが醍醐味の一つとのこと。
ファーストアルバムは真面目でシリアスな感じだったのが、一転し2枚目では音楽で遊ぶような感じになった大瀧詠一ですが、今回は2枚目の雰囲気と紹介。
OAされ「ゆうがたフレンド(USEFUL SONG)」は
2005年に書き下ろされた未発表の遺作。ムーンライダーズの鈴木慶一とデュエットしています。
宇宙一早くOAと言っていました。
3月21日にニューアルバム アナログ盤は4月にリリースとのことです。
この後はマネージャー氏のコーナー「アルフィーインフォメーション」でした。
THE ALFEE/The 2nd Life -第二の選択-
後奏ギターソロありのアルバムアレンジでした。
有限会社 坂崎商店
ロカビリーぽいシャッフルのジングルでスタート。以下の曲を生演奏。
THE ALFEE/Masquerade Love
坂崎のコーラスパートは
「THE END OF THE WORLDその時に♪」はメロの3度上
「指輪外して♪」からはオクターブ下になることを説明
THE ALFEE/水曜の朝午前3時
同じく
「辛い恋なら♪」は下パート
「泣いてもあの人は戻らない♪」はユニゾン 最後の「さ」で下になることを説明
そのままサビも下で歌ってました。
THE ALFEE/Mr.Romance
あまりやってないと、スマホで歌詞を探して対応。Aメロコーラスの下パートを披露。
変でしょ?と自虐的になっていました。
RCサクセション/三番目に大事なもの
忌野清志郎さんを真似ていました。
丘蒸気/あの光と虹だけ
マイナーコードのアルペジオで高いキーのボーカル。
高田渡/アイスクリーム
軽快な感じのギター
大瀧詠一/空飛ぶ鯨
サイモン&ガーファンクル/雨に負けぬ花
歌詞はサビまでは「にゃんにゃらんにゃんにゃらん」
/コンドルは飛んでいく 日本語バージョン
「カタツムリになるよりスズメの方がいい そうだとも そりゃそうだ 最もだ♪」 直訳でしょうか。ノルソル時代に坂崎が初めて歌ったそうです。
ビートルズ/アイム・ア・ルーザー
ビートルズ/ヒア・カムズ・ザ・サン
THE BEATLES/Drive My Car
最初のG♯の音が前小節のケツから入ることを懸命に説明していました。音楽をやっていない人には難しいでしょう。
はっぴーえんどの「抱きしめたい」は17拍ということを大瀧詠一さんに直接教えてもらったそうです。複雑なので覚えないとできないということも説明してくれました。
かまやつひろし/NO NO BOY
生前は坂崎くんと呼んでいたそうです。
かまやつひろし/今夜の夜汽車
所ジョージ/働き者の唄
所ジョージから受け取ったアコギだけのデモテープに坂崎が他の楽器を入れた音源。
プロコルハルムの「青い影」ような広がりと揺らぎのあるオルガンの音がいい感じでした。このほか、アコギのオブリガードとハーモニカの音が入っているようす。
坂崎の説明よると、所ジョージの音源をオーディオとしてGrage Bandに取り込み、他の楽器は鍵盤でリアルタイム入力しながら作ったそうです(アコギは生)。
午後10時台
J POP SCHOOL 「三月・ひな祭り」
リスナーから「予想」がたくさんきているそうです。
新谷のり子/フランシーヌの場合
講師坂崎によると、
坂崎が中学3年生だった1969年の反戦歌。フォークの反戦歌がシングルになり、80万枚のヒットにるというのは、「時には母のない子のように」などがお茶の間で流れ始めたという背景にあったからではないかということです。
つまり、アングラだったフォークがお茶の間に台頭し始めためたという動きがあったのではという坂崎独自の分析です。紅白にコアなバンドが登場するようなイメージでしょうか。
なるほど。音楽のジャンルが今よりも少なかったことが想像できます。
期せずしてJ -フォークの流れが垣間見られました。
C Am F Gの王道循環コードであると解説もありました。
井上陽水/桜三月散歩道
講師坂崎によると、
心もようがヒットした勢いでフォークの枠に囚われない楽曲。アルバム「氷の世界」でスコーンと抜けた感じになったそうです。
イントロは5カポで井上陽水が弾いているとの分析。オブリガードは安田裕美。
古井戸/ひなまつり
講師坂崎によると、
チャボが曲を書いて加奈崎芳太郎がボーカルととる古井戸のスタイル(2月3日のOAでも同じことを)。
16ビートが鈴木茂ぽいリズム。フォークギターを持っているからフォークグループと呼ばれているが、
本当はバンドでやりたいがフォークギターを持つしかなかったのではとのこと。
甲斐よしひろ/渇いた街
講師坂崎によると、
1994年のシングル。1番に「三月の紫の雨」という歌詞がありました。
1人だけこの曲を的中させた人がいたとのこと。
午後10時30分〜終了
THE ALFEE/いつかの未来
坂崎が受け取った所ジョージのデモ曲の話でしたが、この記事の前半に記しました。
ビートルズ/エブリ・リトル・シング
ディアビートルズでやるかな?と言っていました。
坂崎の元気な「おやすみなさい」とイーグルス「いつわりの瞳」が流れて終了しました。
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