2022年は11月3日まで開催されている「神田古本まつり」に行ってきました。私が訪問した10月30日は新品の本がワンゴンに格安で並ぶ「神保町ブックフェスティバル」も開かれていました。
「神田古本まつり」と「神保町ブックフェスティバル」でそれぞれギター関連の本を1冊ずつ、合計2冊を購入候補として見つけ出し、そのうちエリッククラプトンの愛機「ブラッキー」の由来について特集された古いギター雑誌を購入しました。詳しく紹介します。
神田古本まつりで見つけたヤングギター
訪問記
人混みをかき分けて文献書院のブンケン・ロック・サイドに向かいます。ここはヤングギターやプレイー、ギターマガジンのバックナンバーが大量にあり、バンドスコアや各種楽譜が豊富です。
このブログの推しであるTHE ALFEEの本もコーナー設置されていて、私は定期的に巡回しています。
お店の前に出された古本まつりのワゴンを見ると、↓
ギターやアーティスト関連の本はなさそうです。というか、この店にこんな本が置いるのかというような内容です。
店内でヤングギターを漁り、見つけたのがこちら、↓
この見出し❗️
1980年2月号ですが、クラプトンのストラトの愛称が「ブラッキー」であると、大きく書かれています。1980年の2月号なので1月中に発売されたはず、
ということは、
クラプトンの4度目の来日、1979年12月の「JUST ONE NIGHT」の機材を取材したものに違いありません。中身は確認できないのですが、クラプトンが神である私に、その神から「買いなさい」とお告げがありました。定価の5倍の値段でしたが購入を決意します。
神田古本まつりの期間中ということで、値引きがありました。
クラプトンファンにとってはあのギターが「ブラッキー」だというのは当たり前というか、基本中の基本の事柄なのですが、昭和55年当時、外人アーティストの情報は乏しかったであろうことが推測されます。
誌面によると、クラプトンは1979年12月の来日が4度目で、それまでの3度はブラッキーを帯同していなかったそうです。この来日公演時の取材でクラプトン本人が黒いストラトを「ブラッキー」と呼んでいたとのこと。
「ブラッキー」は1986年に引退するのですが、この愛称が日本に伝来したのはその6年前だったのですね。詳しくは下記をご覧ください。
創刊号、そしてこの号の編集長 山本隆士さんのインタビューです。
イベントの概要
東京・神保町の古書店が一斉に道端にワゴンを出すイベントです。
2022年の基本データ
【主 催】 神田古書店連盟
【共 催】 千代田区
【後 援】 東京都、千代田区観光協会
【期 間】 10月28日(金)~11月3日(木・祝)
【時 間】 10月28日~30日:10時~19時
10月31日~11月3日:10時~18時
【会 場】 神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)
【交通機関】 都営地下鉄・東京メトロ「神保町」駅
【参加規模】 参加店 約 120 店舗
神保町ブックフェスティバルで見つけたアンプ本
訪問記
こちらは主に新品の本がワゴンに積まれ格安で販売されるイベントなのですが、人が多すぎてほぼ身動きが取れません。そうした中、シンコーミュージックのワゴンを目指します。
狭い空間ですが、
これだけロックの関連本が揃うのは東京・新宿の紀伊國屋アネックスくらいでしょう。
ビートルズ関連が多く並ぶ中、気になったのは
4800円のところ、3割引のイベント価格で売られています。
迷いますが、あまりに人が多すぎて中身をしっかり確認できません、その上、上記のヤングギターのように神からの「買いなさい」というお告げがなかったこともあり、購入は見送りました。
基本データ
日時:2022年10/29(土)10/30(日)10:00〜18:00
会場:すずらん通り、神保町三井ビルディング公開空地
主催:神保町ブックフェスティバル実行委員会
協賛:第62回東京名物 神田古本まつり協賛
日曜日だっとこともあり大盛況でした。
コメント