2025年4月3日に埼玉・越谷市のサンシティ越谷市民ホールで開催された
「THE ALFEE 51st Anniversary Spring Celebration 」初日のセットリストと
Takamiyや坂崎が使ったギター、サウンドなどを目視で確認できた範囲でレポートします。
以下、少しづつネタバレが入りますのでご注意下さい。

冒頭のファンファーレからすでに音が大きく、1曲目からMAXに近いボリュームだったのではないでしょうか。
そして構成は、
本編6曲目のあとに10分の休憩が入る2部制でした。M7、M8を演奏したあとに坂崎の「きょうが生まれて初めての人」があり、グッズ紹介という流れです。ちなみにM8は座って聴く感じでしたので、坂崎の「お座り下さい」はありませんでした。
コントはマタサキトリオでした。ただ、マタサキ感がほぼなく、サクッと坂崎が北島三郎「函館の女」を歌い、その後きちんとした演奏で「ふたりだけの夜」でした。
「ふたりだけの夜」ですが、3コーラス目の桜井のボーカル入りが一瞬遅れました。その理由がアンコール2の最後のMCで明かされました。
坂崎が新しいTSKを2曲で使いました。半音下げでした。かなりピカピカでした。そのせいか、同じ半音下げのマーチンの出番が少なめでした。
Takamiyのグルメ本が出ると本人から発表されました。1回の収録で3本撮るので9回食べるそうです。
個人的には本業のギターの本を出して欲しいところですが・・・

ツアートラックのペイントがとても綺麗でした。全部ではないのですが、車両全体を水色で塗装して一体感を出していました。

本編 1部
6曲目までの1部は3人とも白い衣装でした。坂崎のメガネも真っ黒でした。
M1 星空のディスタンス
Takamiyのギターは新しいESP Angel
坂崎のギターはTerry’s Terry
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
冒頭のファンファーレが転調を繰り返して、おそらくBのキーで終わった瞬間にイントロF#のエレキギターでした。
M2 STARSHIP -光を求めて-
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia黒
坂崎のギターはTerry’s Terry
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
ピアノのイントロ最中にガシャーンとエレキギターの大きなノイズが出ました。落下でなければと心配です。Takamiyがボリュームペダルを下げてなかったのだと思います(初日ぽい)。
M3 恋の炎
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia黒
坂崎のギターはハンドマイク
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
前曲のかき回しの締めがイントロの1拍目になるパターンでした。
M4 鋼鉄の巨人
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia黒
坂崎のギターはTSK
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1966
イントロのTakamiyのフランジャーが強すぎでした。
M5 英雄の詩
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎のギターは黒Terry’s Terry
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
M6 二人のSEASON
TakamiyのギターはFlyng Angel Fantasia
坂崎のギターはTSK Midnight Navy
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
〆でTakamiyが「休憩‼️〜(笑)」
直後、場内アナウンス「これより10分間の休憩に入ります」で客席は爆笑でした。
休憩中のBGMはラブレターと冬将軍でした。

本編 2部
必要以上にブザーの音が長く鳴った後、Takamiyの声で「席に戻ってお待ちください」のアナウンスが流れました。続けて舞台のカーテンが閉まったまま音声だけで坂崎と桜井がパンツをはいていないという内容のコントでした。
M7 やすらぎをもとめて〜真夜中のロマンス
TakamiyのギターはRelish Jane
坂崎のギターはバスカリーノ
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
歌詞の内容的に桜井と坂崎がパンツを着用していない内容のコントからの直結を避けたのか、やすらぎをもとめてのワンコーラスが挟まれました。
広い音の空間にクリーントーンのエレキとガットが鳴っているような独自なサウンドだと思います。
M8 Manhattan Blues
Takamiyのギターはグリニー
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
TakamiyはずっとフロントPUでした。前曲のレリッシュとは違ったクリーントーンでした。59タイプのレスポールでこういったまんまるな音色を作ったようです。
ここで坂崎の挨拶と「ジョン、ポール、八兵衛」のコントでした。
このコントは短くて秀逸だと思います(小学生レベルですが)。クリスマスイブにビートルズの映画を見たとTakamiyがしみじみ振り返り、坂崎をジョンと呼び、坂崎がTakamiyをポールと呼びます。その後、突然Takamiyが桜井に「そうだったよな八兵衛」とふる流れです。オチは「その流れなら俺はリンゴかジョージだろ」。
Takamiyが最大サイズのヘルメットが入らなかったと坂崎が嬉しそうに言っていました。
テレビか何かの収録でしょうか。音源を聴くこととライブ以外の推し活がゼロの私には分かりませんでした。
M9 悲しき墓標
TakamiyのギターはESP ブルーのFV
坂崎のギターは新しいTSK
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
2019年ごろによく使っていたリバースヘッドのFVでした。久しぶりに見ました。Takamiyのアーミングから入るアレンジが素晴らしい。
M10 悲しみの雨が降る
TakamiyのギターはブルーのESP
坂崎のギターは新しいTSK
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
FRXだと思いますが、指板がツリーオブライフでした。
坂崎ですが、Aメロと同じメロディでAmに転調するBメロバックの山谷ブルースぽいアルペジオを省略してコードストロークでした。この曲の大きな特徴だと思うのですがなぜなのでしょう。せっかく新しいギターなのに・・・。
あと、音源だと最後の「叫んでいる♩」はTakamiyの上パートが主旋律になって、桜井が突然下パートで歌う構成になるのですが(これがカッコいい)、Takamiyの叫びが省略されて、桜井の下パートだけになっていたように聞こえましたが?・・聞こえただけ?どうなのでしょう。
そんなこんなで全体的に簡易アレンジのようで聴けた人はラッキーな感じでしょうか。
M11 進化論B
TakamiyのギターはGIBSON John Sykes Les Paul Custom
坂崎のギターはTerry’s Terry TS-100C No.8
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
M12 AGES
TakamiyのギターはRichie Faulkner Flying V Custom
坂崎のギターはTerry’s Terry黒
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
2年前の「風の時代春」の時と同じくイントロにシンセのベント音がつきました。
M13 無情の愛 X
Takamiyのギターはグリーニー
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1964
M14 明日の鐘
TakamiyのギターはESP Ultimate Arcangel
坂崎のギターはVGダブルネック
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
坂崎ですが、大サビの最中に下段ガットのカポを1フレットに装着し、その後の「人は昔♩」のバッキングのアルペジオは口にピックをくわえて指弾きでした。そのアルペジオが終わると口からピックを戻し、12弦側でストロークという流れでした。曲芸レベルです。
オリジナルよりも1音低いキーということもあってボーカルが力強い感じでした。

アンコール1
M15 ふたりだけの夜
Takamiyのギターは赤いStream
坂崎のギターはベース
桜井のベースはハンドマイク
マタサキトリオでした。
Takamiyは「いつかの未来」でよく使っていたストリームのエクシビションモデルでした。クリーントーンの即席コード弾きでしたがいい音でした。
最後のMCで明かされたのですが、桜井の帽子が後ろ前反対だったようです。
M16 SWEAT & TEARS
Takamiyのギターはゴジラ
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはプレシジョン
今年第1回目 みんな大好き

アンコール2
M17 水曜日の朝午前3時
TakamiyのギターはD-45
坂崎のギターはD-45
M18 Going My Way
TakamiyのギターはGIBSON Les Paul Custom1958
坂崎のギターはTerry’s Terry Hobo’s Special
桜井のベースはFENDER Jazz Bass 1962(ピックガードなし)
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